理事長より

「いじめ」が元で小学5年生から22年間植物状態だった息子と「いじめ」から我が子を守れなかった母親がこの世から、なんとか「いじめ」を無くしたいと、活動を始めました。

けれども「いじめ」は子供社会だけでなく全社会に蔓延していました。大人にも、民族間にも国同士にもあり、自然破戒、社会環境劣悪化、犯罪多発の中、大切な人を守ることや生命の尊さを伝えることすら難しい現実に直面してしまいました。IQ(知能指数)向上だけでなくEQ(エモーション・クォリティ〈心の指数〉)向上に目を向けなければ「いじめ」の根本は治らないと気がつきました。

「人間の本質は人を助け喜ばせる喜びを持っている」ーそれは「for other’s」であり、自分以外の人のことを考えることであり、動物である人間が「人としてプロフェッショナル」になる基点です。あらゆる「いじめ」は「自分以外の人を考えられる人」「人を助け喜ばせることが自分の喜びとできる人」達が増えれば無くせるはずです。そこで「人のプロを目指そう」提案で「人を助け喜ばせる喜びを知る人創り」をスタートさせました。目標は「人を助け喜ばせる」ことが「かっこいい」こととして流行になることです。多方面でのイベントや勉強会、講演会等の活動でチャリティされた基金と心を、助けが必要な所へリレーしています。地球全体だって、お互いの違いを知り認め合えば世界家族になれるでしょう。その1歩が「自分以外の人のことを考える」ことであり「人を助ける喜びを喜びとする」人創りです。それらが自然の流れの中で(Glad to Help Campaign )「ヘルプの喜び運動」となりました。

民族・文化・宗教等、すべての差別なく「for other’s」「ヘルプの喜び運動」です。

内閣府認証NPO法人
ヘルプの喜び運動協会

理事長 加寿施 京子